エイズについて

平成16年エイズ発生動向年報(厚生労働省,2005/04/25)

エイズを正式にいうと、Acquired Immuno Deficiency Syndrome
(後天性免疫不全症候群)といいます。エイズウイルスである(HIV)
に感染すると、たとえ弱い細菌であってもその病原体のせいで、
病気になってしまうのです。HIVの感染経路は限られています
なのでどんなことに注意すればいいのかというのをしっておけば、
感染させることも、感染することもありません。
HIVに感染しても、症状はほとんどありません。この症状のない
状態はしばらく続き、免疫が弱まると下痢をおこしたり、リンパ
節がはれたり、微熱が続いたりします。さらに免疫が弱まってい
くと、日和見感染などを起こします。この状態をエイズの発症と
いいます。この発症の時期というのは個人差があり、治療をする
ことで少し遅らせることもできます。
ということでエイズに関する正しい知識を持ち、エイズをこれ
以上ひろげないようにしなくてはなりません。まだ、エイズにつ
いてなんとなくは知っているけど、よく知らないという人は多い
と思います。予防の知識を持っていなければ、誰にでもうつる可
能性は十分にあるので、もっとエイズに関心を持ち、事前に防ぐ
ように努めるようにしましょう。

★日本・世界のエイズ感染状況についてはこちら★
都道府県別HIV感染者・エイズ患者数(2004年)
世界のHIV/エイズの感染の現状